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上告理由書の別紙5 (和訳文)

アシュトン教授による専門家の意見)

 

注 記

この書簡は、3.11の震災による福島からの避難中に、日本語の翻訳を依頼しました。

そのため、内容を確認する機会は殆どなく、不自然な日本語表現があるかもしれません。不明なところがあれば、英語原文を参照して下さい。

 

 

別紙⑤ A

2011年2月15日(火)

 

ウェイン氏へ、

貴方がまだ裁判で苦労しているようで残念に思う。ベンゾジアゼピンは、中枢神経系及び、中枢神経系に支配されている自律(交感及び副交感)神経系の両方の神経系全体に影響を及ぼす。初期効果は神経系活動の低下であるが、定期的な服用では、耐性の発現により全体のシステムの活動が亢進する。これは、薬物が中止された場合、投与量が減量された場合に起こる、またベンゾジアゼピンがまだ服用されている場合でも起こりうる、離脱反応により認められる。

ベンゾジアゼピン離脱反応の過程における自律神経亢進の疾患の例は、動悸、頻脈、パニック発作、不眠症、興奮性、情緒不安、筋肉の振戦及びひきつり、発汗、寝汗、視力低下または複視、ピリピリ感、肌にむしずの走るような感覚、光、音、味覚及び臭覚の過敏症、ストレス及びその他に対する感受性の増大、を含む。

もし貴方の簡単な病歴及び、ベンゾジアゼピン服用前、服用中、及び漸減療法時における、以前の症状を提供してもらえるならば、もっと詳しく意見を述べることができる。

明日、参照のリストを送る。

 

ヘザー・アシュトンより


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別紙⑤ B

2011年2月15日(火)

 

いくつかの参照の添付あり。ヘザー

 

References

  • Ashton, H. (2004) Benzodiazepine dependence.  In Haddad P, Dursun S, Deakin B. Adverse Syndromes and Psychiatric Drugs: A Clinical Guide. Chapter 13. pp. 239-259. Oxford Medical Publications, Oxford University Press.
  • Ashton H (1991) Protracted withdrawal syndromes from benzodiazepines.  J Subst Abuse Treat. 8, 19-28.
  • Ashton H (1995) Toxicity and adverse consequences of benzodiazepine use.  Psychiatr Ann 15; 158-165.
  • Busto U, Sellers EM, Naranjo CA et al. (1986)  Withdrawal reaction after long-term therapeutic use of benzodiazepines.  New Engl J Med 315; 654-9.
  • Murphy SM, Owen RT, Tyrer PJ. (1984)  Withdrawal symptoms after six weeks treatment with diazepam.  Lancet 2, 1389.
  • Petursson H,  Lader MH. (1981) Withdrawal from long-term benzodiazepine treatment.  BMJ 283; 634-5.
  • Tyrer P,  Rutherford D, Higgitt T. (1981) Benzodiazepine withdrawal symptoms and propranolol.  Lancet 1, 520-2.
  • Tyrer P, Owen R, Dawling S. (1983) Gradual withdrawal of diazepam after long-term therapy.  Lancet 1, 1402-6.

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別紙⑤ C

2011年2月16日(水)

 

ウェイン氏へ、

貴方の病歴を受け取った-ありがとう。

貴方にすでに送った情報にこれ以上加えるべき事は思いつかない。医学文献の読者にとっては明らかであるため、ベンゾジアゼピンに関する殆どの参照は、実際、“自律神経系”には言及していない。

下記の文章が少しは役に立つかもしれない。

どの生理学の教科書にも、自律神経系(交感及び副交感)は身体のほぼ全ての臓器に影響を及ぼすことが書かれている。例えば亢進活動は下記に影響する:

腺-例:汗腺の発汗増加、腋窩汗腺増加、濃い匂い物質の分泌増加

心臓-心拍数の増加と動悸

筋肉-筋緊張亢進による凝り、筋肉のひきつり、筋肉痛等。眼筋による視力低下

肺-息苦しさ

肌-熱い感覚と冷たい感覚、及びほてり

胃腸系-食欲減退、胃痛

参照:ガイトンAC 医科生理学の教本(1986)第7版、サンダーズ&Coフィラデルフィア(日本語-第4版、東京)

ベンゾジアゼピン治療中、投与量の減量及び離脱の間における、ほぼ全てのウェイン・ダグラスの症状(ジャドソン医師の報告書に記録されている)は依存症及び自律神経系の活動亢進によるものであり、これはこのような状況ではよく起こることである。ダグラス氏が2000年3月に転職した後に自然に解消した身体的ストレスの軽度のエピソード以外、ベンゾジアゼピン服用以前の“Autonomic Nervous Disorder”の証拠は報告には何も見られなかった。2000年5月の目まい発作は疑う余地もなく前庭神経炎によるもので、これはたいていウイルスが原因である。

 

ヘザー・アシュトンより


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別紙⑤ D

2011年2月23日(水)

 

ウェイン氏へ、

私が知る限りでは、薬物依存症のDSM IV基準はイギリス及びアメリカで全面的に受け入れられ、広く適用されている。7つの診断基準の内3つまたはそれ以上の基準が,少なくとも12カ月の期間内のどこかで充足されねばならない。貴方はこれらの基準のうちの5つを充足した。

西洋では、“Autonomic Nervous Disorder”という言葉は神経疾患を含む非常に多くの原因によって起こるシステムの機能低下を意味する。不安症やベンゾジアゼピン離脱において発現する自律神経系の機能亢進が“Autonomic Nervous Disorder”にあたるという両者間の関連性を見つけることはできない。

自律神経系の活動は通常、身体的及び精神的なストレスにより増加するが、ストレスが解消されると通常の活動に戻る。ストレスがない状況下で自律神経系の活動亢進が持続する場合にのみ、“Disorder”とみなされる。貴方のケースでは、ストレスが解消された時、自律神経系の活動増加の症状が治まった。私の見る限りでは、ベンゾジアゼピンを服用する以前に貴方が“Autonomic Nervous “Disorder”を患っていたという問題はまったくなく、貴方の自律神経系は単に普通に及び生理学的に反応していただけであった。

自律神経系はあらゆる原因により起こる不安症やストレスに反応する。ベンゾジアゼピン耐性、依存症及び離脱の全てはストレスと不安症を発現させるので、自律神経系の反応はその他いかなる種類の不安症の反応とも同じである。しかし長期に渡るベンゾジアゼピン服用では、ストレス/不安症は数カ月または数年に渡って継続するので、結果的に自律神経系活動の症状もまた継続する。

裁判所に関心がある場合のために記すと、ベンゾジアゼピンの作用機序はリラクゼーションと落ち着きを誘発する働きをする脳の神経伝達物質であるGABA(ガンマ-アミノ酪酸)を増加させることである。この活動の耐性が発現すると、GABAの受容体が減少(下方抑制)、及びGABAの活動が減少、結果として不安症が起こり(及び自律神経系活動の増加)、これは投与量の減量及び離脱によりさらに増大する。

残念ながら、私が貴方の質問に対し答えることができるのはここまでだ。日本の弁護士/裁判官は自律神経系の生理学を理解していないことを懸念している!

 

ヘザーより


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別紙⑤ E

2011年3月17日(木)

 

ウェイン氏へ

貴方が地震を生き延びてとてもよかったです。

私のコメントが誤解を与えるものであったならば許してほしい。

自律神経の機能低下と機能亢進に関しては、まさに私が述べたとおりだ。“Autonomic Nervous “Disorder”は機能低下を意味する。例えばこの“Disorder”の患者は、自律神経系が重力の変化に抵抗する作動をしない。その結果、血圧が低下し、起立時に失神する。この“Disorder”はさまざまな度合いの自律神経障害を示し、たいていは神経疾患によるものである。

それに反して、ストレス状態(ベンゾジアゼピン離脱を含む)は通常、自律神経系の活動の増加を引き起こす。しかしこの機能亢進は普通であり、“Autonomic Nervous “Disorder” とは考えられない。

“…there was no question that you had ..”私がここで意味したのは、貴方がベンゾジアゼピンを服用する以前に“Autonomic Nervous “Disorder” を患っていたというのは論外だ、ということだ。すなわち、貴方がそれを患っていた訳はなく、それを更に検討する価値もなく、論点でもないということである。

 

ヘザーより


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別紙⑤ F

2011年2月18日(金)

 

アシュトン教授へ

いつも大変お世話になっております。言葉を絶するほど感謝をしております。

お返事が遅くなって申し訳ございませんが、昨日、一日中、東京で上告の手続きをしておりました。

明らかに偏見があるという主な理由により、勝訴するとは思っておりませんが、自分に対する責任感また一般社会(日本社会)への責任感を感じております。

重ねてお礼申し上げます。

今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

 

ウェインより

 

 

 

2011年2月19日(土)

 

ウェイン氏へ

ご丁寧なお返事ありがとうございます。裁判が成功することを祈っています。

レイ・ニモー氏と私は、今も、(文献の)和訳(PDF形式)を歓迎し、これが日本の人々の啓発に役立つかもしれません。中の多くは、貴方と同じように苦しんでいる筈です。一部の翻訳に取り掛かった日本人女性がいましたが、途中で不成立に終わりました。

これからも頑張ってください。

 

ヘザーより


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注 記

  • 上記の連絡また下記の連絡は、アシュトンマニュアルの和訳に言及しています。アシュトンマニュアル日本語版が2012年8月19日についに公開されました(読売新聞の記事参照)。結局、マニュアルの翻訳に取り掛かったのは、自らベンゾジアゼピン依存に苦しみ、その危険性について医療界や世間に訴える必要があると考えたひとりの日本人です。また、その翻訳は別府宏圀医師によって監修されました。別府先生はアシュトン教授も、ジャパンタイムズ記事の中で意見を述べています。
  • 同じ目的を共有するこういった人たちと知り合うことが出来て光栄です。この翻訳の最終校正を一緒にやる機会にも恵まれました。私の主な役割は微妙なニュアンスの違いについて助言したり、アシュトン教授との連絡でサポートしたりすることでした。

 

 

別紙⑤ G

2011年4月27日(水)

 

ウェイン氏へ、

貴方は元気で、地震の影響によって裁判の準備が遅れていないことを祈っている。

この度は、マニュアル(Benzodiazepinesベンゾジアゼピン:How They Work and How to Withdrawal.その働きと離脱方法 C.H.アシュトン教授)の和訳については、他のふたりからの申し出があったから連絡した。 (http://www.benzo.org.uk/ashsupp11.htm) また、ベンゾ(ベンゾジアゼピン)のウェブサイト(www.benzo.org.uk.)でも入手できるマニュアルの補足(最近、執筆したもの)を翻訳したい日本人がいる。

この申し出をしてくれた人は、ベンゾジアゼピン使用により苦しい経験をしてきた日本人で、中のひとりはベンゾジアゼピン離脱症候に悩まされている人々のカウンセリングをしている。残念ながら、彼らはあまり英語ができなく、貴方ほどベンゾジアゼピンについては深く理解していない。

ですから、貴方は今も、マニュアルの翻訳、また補足(割と短い)の翻訳を引き受けるかどうかとの連絡をしている。そして、既に、取りかかった場合は、どこまで進んだか教えてください。また、校正できるバイリンガル医師や専門医を知っているでしょうか?あるいは、何らかの理由で貴方ができない場合、代わりに翻訳ができる医師を紹介してくれないでしょうか?

日本では、ベンゾジアゼピン処方率は非常に高く、またザナックスを例として強力なベンゾジアゼピンの使用頻度が明らかに高く、医師らの処方する期間および量は大き過ぎるので、日本の人々は、マニュアルおよび補足を入手できることを値している。

 

ヘザーより


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原本

上告書の別紙⑤の原本を見るにはここをクリックしてください。


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このサイトの主要言語は英語です。裁判で使用された日本語の原文を除き、日本語はすべて翻訳となっています。

その翻訳は私自身を含む複数の人によって手がけられました。従って、品質やスタイルなどに違いが見られます。

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当サイトは医療的あるいは法的な助言を目的としたものではありません(免責条項参照)。

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日本のBZ系薬剤の消費量

国際麻薬統制委員会2010年報告書によると、日本におけるベンゾジアゼピン系“抗不安薬(anxiolytic)”の平均消費量は、欧州各国の多くよりも少ないものの、アジアの中ではイランに次いで最も多い(35頁、Figure 20参照)。

一方、日本のベンゾジアゼピン系“催眠鎮静薬(sedative-hypnotic)”の平均消費量は、ベルギーを除くと世界のどの国よりも多い(39頁、Figure 26参照)。

The Ashton Manual

アシュトンマニュアル:世界的な専門家、ヘザー・アシュトン教授によって書かれた、ベンゾジアゼピン系薬剤と離脱法についての解説書。

このマニュアル内で示された離脱スケジュールは単に“一般的な指針”を示すために作成されたものであることを、あなたの処方医に伝えることが大切です。離脱の経験は人それぞれで、同じものがない。離脱の経過は多くのファクター(要因)に影響されるからです。

マニュアルを読む

臨床用量・・・

臨床用量のベンゾでは中毒にならないと思っていませんか?

考え直しましょう!

“もしベンゾジアゼピンが定期的に2~4週間以上にわたり服用されるならば、耐性と依存が生じる可能性がある。最小投与量はなく、例えば耐性と依存は2.5mg~5mgのジアゼピンの定期的な服用後に見られたこともある。”

ヘザー・アシュトン教授(英国、ニューカッスル・アポン・タイン大学名誉教授、臨床精神薬理学)。

フリートウッド・マック

スティーヴィー・ニックス: “嘘をついて”(Little Lies

医師: ベンゾジアゼピンを飲めば気分が落ち着くから、もうコカインに戻ることもないよ。

歌手のスティーヴィー・ニックスは自身のベンゾジアゼピン処方薬離脱経験を「“地獄”のようでコカインやヘロインからの離脱よりも質が悪かった」と表現しながら、クロノピン(リボトリール)の危険性を訴えています。

「クロノピンは私をゾンビにした」(スティーヴィー・ニックス, US Weekly, 2001)

ストーリーはこちらから

Language Enthusiast?

You may be interested to see the notes on corrections of Japanese translation errors, which were contained in the addiction medical report translations, together with explanations of the nature of these errors, and consider their potential implications on the case.

This is very interesting!

誤訳についてを読む

Results Speak Volumes!!

I went from being barely able to walk when I was on benzodiazepines to being able to squat 180kgs following abstinence and rehabilitation.

続きを読む

アイロニー

What are benzos for again?

The only time I’ve ever needed to visit a psychologist in my life was AFTER (wrongfully) being prescribed benzodiazepines…

Skeleton in the Closet

It seems the truths about the potential dangers of benzodiazepines are slowly coming out but with so many cases of prescription addiction / dependency worldwide there is clearly a long way to go.

Also, in my experience it appears as if addiction / dependency to prescription drugs leans toward a subject of taboo – almost as if society is succumbing to it.

However, is keeping these problems locked up in the closet going to help anyone or change anything?

At first it was difficult sharing my case and story online because it necessitated disclosing personal information, however, I felt the need to come out and help raise awareness outweighed this…

アンドルー・バーン

「ベンゾジアゼピンを飲むと災難がやって来る。」

アンドルー・バーン医師
オーストラリア, NSW, レッドファーン
ベンゾジアゼピン依存 (1997)

ジョン・マースデン

「もし何かの薬を飲み続け、それが長い長い災難をもたらし、あなたからアイデンティティをまさに奪い去ろうとしているのなら、その薬はベンゾジアゼピンに違いない。」

ジョン・マースデン医師
ロンドン大学精神医学研究所
2007年11月1日

フィリップ・ウーラス

「我々の社会において、ベンゾは他の何よりも、苦痛を増し、より不幸にし、より多くの損害をもたらす。」

フィリップ・ウーラス下院議員
英国下院副議長
オールダムクロニクルOldham Chronicle (2004年2月12日)

ヴァーノン・コールマン

「ベンゾジアゼピン系薬剤はおそらく、これまでで最も中毒性の高い薬物であろう。これらの薬を大量に処方してきた途方もなく大勢の熱狂的な医師達が、世界最大の薬物中毒問題を引き起こしてきたのだ。」

ヴァーノン・コールマン医師

薬という神話 (1992)

デイヴィッド・ブランケット

ブランケット下院議員、ベンゾジアゼピンについて語る。

「これは国家的スキャンダルである!」

デイヴィッド・ブランケット(英国下院議員)
1994年2月24日

ジェレミー・ローランス

「薬があれば、製薬会社はそれを使える病気を見つける。」

ジェレミー・ローランス (ジャーナリスト)
インディペンデント紙 (2002年4月17日)

マーシャ・エンジェル

「製薬会社に対して、彼らの製造する薬について公正な評価を期待することは、ビール会社にアルコール依存に関する教えを期待するのと同じようなものである。」

マーシャ・エンジェル医師
医学専門誌"New England Journal of Medicine"元編集長

マルコム・レイダー

「ベンゾジアゼピンから離脱させることは、ヘロインから離脱させるよりも困難である。」

マルコム・レイダー教授
ロンドン大学精神医学研究所
BBC Radio 4, Face The Facts
1999年3月16日

ヘザー・アシュトン

「長期服用者のうち15%の人たちに、離脱症状が数ヶ月あるいは数年持続することがある。中には、慢性使用の結果、長期に及ぶ障害が引き起こされる場合もあり、これは永続的な障害である可能性がある。」

ヘザー・アシュトン教授
医学博士、名誉教授
Good Housekeeping (2003年)

スティーヴィー・ニックス

「クロノピン(クロナゼパム)とは恐ろしい、危険なドラッグだ。」

スティーヴィー・ニックス(歌手)

ポール・ボーテン

この気の毒な問題に取り組む全ての関係者は、トランキライザー被害者の為に正義を提供するよう努めるべきである。

ポール・ボーテン(英国下院議員), 1994年

マーシン・スライズ

'benzo.org.uk'というサイトは実に素晴らしい。」

マーシン・スライズ
ロシュ社ポーランド 製品マネージャー

判決

Both the High Court and Supreme Court Verdicts dismissed my case completely (100%), despite the comprehensive medical reports, expert opinions, and credible evidence...

Who's protecting society (the tax payers) whose money they receive as salary to protect the public?

3/11

私はもともと、ベンゾジアゼピン処方による被害にあい、その上に東日本大震災にもあいました。震災にあった時に心配になったことは、トラウマに悩まされている被災地の多くの人たちが、ベンゾジアゼピンの処方をたくさん受けているのではないかということでした(今も心配しています)。

大震災の最中に、私はちょうど最高裁への上告理由書を書いていたところでした。せっかくでしたので、その機会を借りて、警鐘を鳴らそうと思い、下記の文を補記しました…

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Feedback

What worked well?

What didn't work so well?

For the interest of the reader, in this site I have given feedback on what worked well in my case and what could have been done better.

No Axe to Grind

A lot of people were surprised that I did not bear a grudge against the prescribing doctor, but I felt anyone can make mistakes.

What got me though, was the fact he showed no remorse even after the evidence had been made clear.

DSM-IV-TR

The DSM-IV-TR diagnostic criteria for addiction / dependency proved to be a valuable tool in my case because it helped guide the arguments into place.

Initially the defense appeared to be dodging issues which resulted in both parties arguing on different planes.

However, once Addictive Medicine Specialist, Dr. Graeme Judson had introduced the application of the DSM-IV-TR criteria into the equation, it helped to define the arguments for litigation effectively preventing the defense from dodging issues.

(注:DSMをめぐっては議論があり、医師は彼らにとって有利なようにこれらの診断基準を使うこともあり得ます。だから、私の裁判でも弁護士と十分に協議しました。)

Echoing Voices

Seems people are all saying the same things over and over…

  • I was like a zombie
  • It felt like I was in hell
  • It was much harder to come off benzodiazepines than anything else I'd ever had before
  • It took a chunk of my life away
  • It has destroyed my life
  • The doctor never told me they were addictive / The doctor told me they weren’t addictive
  • When I complained my condition was worsening the doctor prescribed me more...

Individuality

Each one of us has a different experience of withdrawal.

The duration and degree of intensity can vary depending on the individual and there are many reasons for this.

アシュトンマニュアル参照

Informed Consent

The informed consent argument formed an integral part of the case because it was needed to prove negligence.

Without negligence there would have been no accountability, and therefore, no case from the outset.

In section 4 of his fourth report, Addictive Medicine Specialist, Dr. Graeme Judson explained the principles of prescribing and informed consent in relation to my case and sample applied.

Monitoring

The monitoring argument also formed an integral part of the case because it too was needed to prove negligence.

As above, without negligence there would have been no accountability, and therefore, no case from the outset.

As with informed consent, in section 4 of his fourth report, Addictive Medicine Specialist, Dr. Graeme Judson explained the principles of prescribing and monitoring in relation to my case and sample applied.

裁きは公正ですか?

このセクションでは、私が闘った日本の裁判についてお話します。特にそこで現れた、明らかに不当な処置と思われる事例のかずかずを紹介します。これらの事例をわかりやすくお伝えするために、「東京高等裁判所の判決」と「中毒治療科の報告書」への参照箇所(リンク)がいくつか出てくるので是非ご参考ください。また、「中毒治療科報告書」は、一貫して、法的証拠およびDSM-IV-TRの依存症診断基準に基づいて書かれていることにもご留意ください。

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Fair?

  • 当方の重要証人である医長(診断医)は、裁判での証人尋問を2回拒まれています。1回目は東京地方裁判所で、2回目は東京高等裁判所においてです。
  • 第1審決裁後の反証提出期限を過ぎてから、地方裁判所の裁判官は、被告側の有利になる問題を提出し、当方には反証提出の機会すら与えられなかった。
  • 東京高等裁判所の裁判官は、中毒を引き起こすとみなされるベンゾジアゼピンの用量を決める際には、製薬会社が作成した添付文書に信用を置いて、提出された十二分なまでの証拠(疑う余地のない文献や専門家の意見など)を、あろうことか、無視した。
  • 裁判では、被告医師が下した診断と、出された処方は整合性が取れないのだが、その矛盾は追及されることはなかった。
  • 判決理由の記載の中身をみると、高等裁判所は、本件に適応されたDSM-IV-TR診断基準のうち、半分以上について検討していないことは明らかである。
  • 訴訟中に裁判長の交代があった結果、本件について詳しい裁判長の代わりに、本訴訟の経過やベンゾジアゼピンについての基礎知識を全く持っていない新しい裁判長が途中で本訴訟を引き継ぐことになってしまった。

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Powder Prescriptions?

It is not uncommon for drugs in Japan to be prescribed in powder form

I was prescribed 5 different drugs, including 3 kinds of benzodiazepines mixed together in powder form (dispensed in sachets) and a tricyclic antidepressant, without being correctly informed about the drugs or the treatment.

When I returned to NZ, Addictive Medicine Specialist, Dr. Graeme Judson said “I can’t believe you made it through customs at the airport!”

Favourite Word "Balance"

Throughout this entire ordeal, I came to realize the importance of “Balance”.

As pressing as the court deadlines were and as demanding as the case was, without maintaining a balance in life including rest, recreation, work, socializing, diet, sleep etc. it would have been impossible to sustain.

However, it was always a razor edge fine line between making progress and maintaining health and balance.

Subsequently, it took a lot of skill and adapting.

Tolerance

Did You Know?

耐性は必ずしも全ての症状において生じるものではない。

たとえば、ある患者が睡眠作用に対する耐性は形成されるが、抗不安作用に対する耐性は形成されな い。あるいは、不安やストレスによるくつかの症状に対する耐性は形成されるが、その他の症状に対する耐性は形成されない。ベンゾジアゼピンの様々な作用に 対する耐性は、出現の早さも程度も様々です(アシュトンマニュアル参照)。

Question

When do you suppose my condition was at its worst?

  1. When I was experiencing moderate levels of work related stress?
  1. When I was working a high pressure job and involved in a rigorous court battle in another country and language against a world famous doctor, the hospital, and the teams of lawyers and entire networks that no doubt sat behind them?

The answer is A.

Answer

Why?

Because at the time of situation (B) above, I wasn’t being mislead by a doctor feeding me a cocktail of highly addictive prescription drugs.

Instead I was employing the use of practical (non-drug) stress management techniques learnt in New Zealand before I returned to proceed with litigation in Japan.

Same principles applied to coping with the affects of the 3-11 disaster...

The Olympian

I was warned about experiencing an inevitable down upon conclusion of my court case; much the same as what Olympians experience at the end of the games. I thought I’d be fine because I had my job and my hobbies.

However, when the time came I found myself dealing with it alone, jobless, penniless, and at one point homeless following the 3/11 disaster.

This has been an incredible challenge in itself, but as stated above, I was able to see this through without the need for drugs from misleading doctors.

A Great Doctor!

A doctor that took the time to listen…

Whilst residing in state housing in Nagano, as an evacuee from Fukushima, I consulted a local ENT about ear pain from overuse of earplugs.

As we got talking he learned of my situation with regards to being displaced by the 3/11 disaster and Fukushima nuclear accident.

As a result, he also learned that I was under some stress.

However, instead of labeling me with some fancy diagnostic term and prescribing me drugs, he sat down and we discussed possible solutions as to how to I might be able to relocate, get my job back, etc.

He did this after his surgery had closed over a cup of tea – what a great doctor and what a great guy!

Alarming

Cause for Alarm!

Consider this extract from:

A Review of David Healy's “The Psycho-pharmacologists III” by Professor Heather Ashton

How is it that the pharmaceutical industry has come to dominate the field?

Healy points out that drug companies “are now not simply confined to finding drugs for diseases. They have the power to all but find diseases to suit the drugs they have”.

Pierre Simon (Sanofi Pharmaceuticals) remarks: “In the beginning the pharmaceutical industry was run by chemists.

This was not so bad... Now most of them are run by people with MBAs... people who could be the chief executive of Renault, Volvo or anything.

They don't know anything about drugs.” The problem comes when a chemist presents an interesting drug to the financial analyst, who asks: “What is the market?”

The chemist has to decide for what indication the drug will be developed. If the indication is not there, it must be created.

No Escapism

It was difficult to get any relief from the ongoing symptoms

Unlike injuries where you may get some relief from adjusting your posture etc, with drug dependency in my case, the pain was both mental and physical and ran 24/7 regardless…

ジアゼパム換算量計算の違い

Ever wonder why the diazepam conversion rates differ from source to source?

中毒性薬剤専門医のジャドスン医師は次のように説明します。

「ジアゼパム換算量を計算するために用いられる換算率は情報源によって異なる傾向がある。これは“換算”用量に対する臨床反応の個人差がさまざまであるためで、あるベンゾジアゼピンからその他に換算する際、代替の薬剤に対する患者の反応の注意深いモニタリングが必要である。」

動 機

多くの人から、最高裁判所まで闘った理由やこのウェブサイトを作成するに至った動機について尋ねられます。

まず裁判については、私はただ単に「このような結果がもたらされる治療は有り得ない」と感じたのです。人が病院に行って、このように苦しむべきではありません。また、現在の医療界には、私だけでなく多くの人たちに影響を及ぼしている大きな問題が存在することを知りました。この問題について当局に注目してもらう必要があり、医師側も責任を問われる必要があると考え、裁判を闘ったのです。

このウェブサイトに関しては、処方薬中毒とはどのようなものかを知り、そして、この薬が社会全体に影響を及ぼしていることに気付いたことで、他の人が同じ目に遇い苦しむことのないよう何かをしなければと感じたのです。そこで、当サイトを立ち上げることにしました。

インスピレーション

裁判という究極のストレスに悩まされるチャレンジにおいて、私はいつもラグビーNZ代表のオールブラックス、とりわけキャプテンのリッチー・マコウ(Richie McCaw)からインスピレーションを得て、それを活かしていました。

状況がどんなに厳しくなろうと、どんなに不当に扱われようと、彼らが不平を言うことは決してなく、ただただ前進していくのです。

素晴らしい!

Challenges

There were many challenges in my case.

These included fighting a world famous doctor in another country and language, acting as go-between for a harsh natured Japanese speaking lawyer and a sensitive natured English speaking doctor, making my Supreme Court Appeal whilst evacuating from Fukushima etc during the 3/11 disaster etc…

Perfect Smoke Screen

In my case, “confusion” appeared to be the main tactic of choice employed by the defense.

Enter the term “Autonomic Nervous Disorder” (The Perfect Smokescreen).

See this Section

Celebrities and Benzos

(Partial Reference: benzo.org.uk)

Journalists have regularly exposed the Benzodiazepine Scandal with stories of celebrity deaths attributed to benzo use as well as the blighted lives of ordinary people.

Benzodiazepines were, by all accounts, implicated in the deaths of:

  • Elvis Presley
  • Paula Yates
  • Michael Jackson
  • Heath Ledger
  • Brittany Murphy
  • Amy Winehouse
  • DJ AM (a.k.a. Adam Goldstein)
  • Anna Nicole Smith
  • Margaux Hemingway
  • Don Simpson
  • David Foster Wallace
  • Whitney Houston

How anti-anxiety meds are killing celebrities

It used to be that hard drugs were the cause of celebrity overdoses…Of the celebrities who have overdosed on drugs in the past five years, eight appear to have taken prescription medications — specifically, a mix involving easily accessible anti-anxiety medications known as benzodiazepines or “benzos.”

必要だったもの

Below are some of the skills I needed to call upon in my case, however, unlike my case where I was required to play an active role between two countries and languages, not all cases may require such input from the claimants.

  • Analytical
  • Language
  • Translation
  • Communication
  • Cross cultural
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神経が太い

For many months and years I had to endure the effects and suffering of a horrible benzodiazepine dependency (addiction).

During my quest to seek recognition for this, I thought the defendant hospital, doctor and courts had a lot of nerve to turn around and tell me that I wasn’t dependent (despite having attended a drug rehabilitation program with follow-up consultations lasting more than a year)...

モットー

このウエブサイトの左上に私の信条が掲げてあります。裁判を起こして活動をやり続けてきた私はクレジーだと思った人が多くいました。

しかしながら、私たちは二つの選択肢を持っている「何かをすることを選ぶ」か「何もしないことを選ぶ」-多くの人々に希望を持って生きることを与えるのはどちらでしょう?その選択権は私たちの手の中に…

Prof. Ashton Acquaintance

「服用期間中であっても(たとえ薬を飲み続けていたとしても)離脱症状が起きる可能性はある」私と弁護士が裏づけのある論文を必死で探していた時に、アシュトン博士との初めての出会いがありました。

博士には、その後も、要となる情報だけでなく、その他の役に立つ情報もあわせて頂いております。

私たちはそれ以降も緊密な連絡を取り続け、手がつけられないほど広がってしまったこの「社会問題」に注意喚起をする努力をしてきました。

アシュトンマニュアルの日本語訳の協力もそのひとつです。

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