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中脳水道症候群の診断


中脳水道症候群

初診時、処方医は「中脳水道症候群(シルヴィウス水道症候群)」という診断をしました。当時の私は、めまいの原因が前庭神経炎(内耳の神経による炎症)であると確信し、このことについては何回も医師に訴えました。それでも、私の病気の原因は中脳水道症候群であるという医師の意見は変わりませんでした。その医師が平衡障害の世界的権威であったため、医師の判断を信用して受け入れました。

100人の医師のうち1人しか治療ができない稀な先天性疾患であり、この病気を治療するには、薬を使って私の体質を構造的に変える必要があると言われました。

医師は、処方のことを“ドラッグ・カクテル(多剤併用療法)”と呼び、治療については「“ラディカル・アプローチ(根治療法)”を行う」と付け加えました。そして、5種類の薬を処方しました。コントール(クロルジアゼポキシド)、リボトリール(クロナゼパム)、グランダキシン(トフィソパム)という3種類のベンゾジアゼピン系薬剤と、トフラニールと呼ばれる三環系抗うつ薬、ケタスという商品名で販売されている抗炎症剤(イブジラスト)でした。

しかし、その後、ハッチンソン医師(神経内科)からの報告書を含め専門家による検証を入手することができ、その検証によると、元主治医の中脳水道症候群という診断は全くの間違いであり、また、たとえその診断が正しかったとしても、その疾患の治療にベンゾジアゼピンを用いることは全く不適切であるということでした。

これについて、有名な大学病院をはじめ日本とニュージーランドの専門医たちに何回も相談したところ、この事実が繰り返し確認されたのです。さらに、ほとんどの神経内科医にとって、中脳水道症候群とは現代臨床において、認められることのない、かなり古い臨床概念と見なされているとのことでした。

確かに、私は中脳水道症候群に伴う徴候の何れも呈することはありませんでした。例えば:垂直性眼振、輻輳・退縮混合性眼球運動、輻輳麻痺、分離性眼位置、斜視、上眼瞼後退、まぶたの痙攣、乳頭水腫(視神経)、外眼麻痺などは全くありませんでした。

この事実は、中毒治療科第1報告書1.4.3項目に記録されている症状(2000年11月の発端となっためまい発作による症状)と、Dictionary of Medical Syndromes の説明 (和訳付き)を相互参照することにより簡単に確認できます。

注:中毒治療科第3報告書3.4項目を見ると、第1報告書の内容とカルテ等の証拠に矛盾がないことを確認できます。

SLAS is a rare condition caused by hydrocephalus (abnormal accumulation of cerebrospinal fluid (CSF) in the ventricles, or cavities, of the brain), neoplasia (tumors), vascular lesions, infections, trauma, and malformations etc. These can cause compression of the sylvian aqueduct and the prognosis is said to be poor (meaning recovery is difficult).

However, in my case, I was able to make a recovery after stopping the drugs (which ultimately only made me suffer a needless addiction). My recovery was so remarkable that I went from someone who was barely able to walk to someone who could squat 180kgs in the gym and do full day hikes in the mountains (See My Recovery).


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矛盾のかずかず

上記説明および「専門家による検証」のとおり、処方薬が実際に発症していた疾患(前庭神経炎)にも、誤診された疾患(中脳水道症候群)にも、どちらにも不適当なものでした。

さらに、アシュトンマニュアルで指摘されているように、「ベンゾジアゼピンは、通常、短期使用(2~4週間のみ)に限定すべきである」と勧告しました。また、中毒治療科第3報告書1.1.2項目に指摘されているように、「これらの薬剤は他の薬剤との相性が悪く、互いに複数の組み合わせで使用されるべきではない。一度に一種類以上処方しないことが薦められており、さもなければ副作用や依存形成の可能性が増大する。」。

それにも拘わらず、7ヶ月間の薬剤治療の後(中毒・依存症に陥った後)、処方医は、「もし薬(いわゆる“ドラッグ・カクテル”)をやめてニュージーランドに帰国すれば回復ができない」と言いました(原告第1陳述書4.11項目参照)。

処方医は、最後までこのように彼の処方する危険なドラッグ・カクテルを続けるよう言いましたが、結局、私はニュージーランドに帰国して薬をやめることにしました。そうすると、医師が不能だという回復を達しました。


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「ベンゾジアゼピン系薬剤はおそらく、これまでで最も中毒性の高い薬物であろう。これらの薬を大量に処方してきた途方もなく大勢の熱狂的な医師達が、世界最大の薬物中毒問題を引き起こしてきたのだ。」

ヴァーノン・コールマン医師

薬という神話 (1992)

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