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医師による私の中毒(依存症)

 

私の中毒(依存症)

 

写真提供:サイモン・スコット

12年後、再び訪れた東京の新宿駅にて

– 新宿駅は乗降客数が世界一多い駅 –
(一日で、ニュージーランドの総人口に等しい数の人たちが乗り降りする。)


 


当時、私はいつも、多くの人でごった返すこの多層で交差し合う迷路のような駅の通路を、よろめくような足取りで人をよけながら、クリニックに向かっていた。そして、その行き先のクリニックでは、中毒になるための薬を、そうと知ることさえなく処方されていた。


専門家は、長期処方や多剤処方の危険性について警告しているにも関わらず、私は 10ヵ月間に亘って5種類の薬剤(3種類のベンゾジアゼピンを粉にして混合し一包化されたものと、抗うつ薬のイミプラミン、そして抗炎症薬のイブジラス ト)が併用処方されました。その間、私が処方医から受けた薬の副作用や治療法についての情報やアドバイスは、全くの誤りであったとジャドスン医師(中毒性 薬剤専門医)が後の第4報告書の第四章にて確認しました。また、私は、ベンゾジアゼピンとは何の薬であるかさえも知らなかったのです(当時はまだ、インターネット上に、現在のような情報はほとんどなかったので、薬や治療法について自分で調べることは困難でした)。

ベ ンゾジアゼピンは、直接、中枢神経に作用するため、精神と身体の全領域に影響を及ぼしま す。そのため、私の場合も、数多くの精神症状、身体症状に悩まされましたが、これらはまるで映画の中で見るような悪質さで、極度に衰弱させられるものでし た。あたかも、全身がコントロール不能な状態に陥ってしまったかのようになり(動悸など)、気も狂ってしまいそうな感覚でした(パニック発作、気分動揺な ど)。

私が経験した中毒(依存症)は、2つの理由により、一層辛いものになりました。

  1. 言葉の異なる外国で、何のサポートも受けずにたった独りで依存症に耐えなければいけなかったから。
  1. 自分の身に一体何が起きているのか理解できないまま、また、薬や治療法について適切なインフォームド・コンセントがなかった理由もあって、知ることがないまま、依存症に耐えなければいけなかったから。

後に、複数の国内外の専門家による検証がなされ、処方医による中脳水道症候群という全く奇妙な診断は、誤診であるだけでなく、彼自身が行った薬物療法とも完全に矛盾していたことが判明しました。

処方の問題に関しては、依存性薬物の専門家であるグレアム・ジャドスン医師による報告書4の中で、包括的な評価がなされています。

この不適切な薬物療法はまた、私の本来の症状であった前庭神経炎の治癒を遅らせたようです。

結果的に、一年を超える期間、私は四六時中、酔っぱらいのように歩いている状態でした。また、この意図しない中毒(依存症)による衰弱していくような症状も加わり、更に相当な長期に亘って苦しめられました。

原告第1陳述書をご覧になると、いかに中毒(依存)が形成されていったかについてはお解りになっていただけると思います。

原告第2陳述書をご覧になると、依存により被った影響についてはお解りになっていただけると思います。

See My Medical Experience (benzo dependency) in Japan for more details on symptoms etc.


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私の中毒(依存症)


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No Escapism

It was difficult to get any relief from the ongoing symptoms

Unlike injuries where you may get some relief from adjusting your posture etc, with drug dependency in my case, the pain was both mental and physical and ran 24/7 regardless…

Powder Prescriptions?

It is not uncommon for drugs in Japan to be prescribed in powder form

I was prescribed 5 different drugs, including 3 kinds of benzodiazepines mixed together in powder form (dispensed in sachets) and a tricyclic antidepressant, without being correctly informed about the drugs or the treatment.

When I returned to NZ, Addictive Medicine Specialist, Dr. Graeme Judson said “I can’t believe you made it through customs at the airport!”

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